インターンシップは、ビジネスの現場を知り、「働く」ということを理解するための貴重な体験学習の場です。ビジネスマナーの習得やコミュニケーション能力の向上を図るだけでなく、社会人への備えとして社会の現場を視学する絶好の機会となります。修了生の先輩たちは就業体験で得た学びを、その後の学業や学生生活、そしてキャリアプランへと繋げています。主体性を持って多くの方に参加いただきたいと思います。
※インターンシップ参加までの流れ(学内募集)
※名称はインターンシップ当時
M.T.さん(文学部英文学科)インターンシップ先:ミネソタ日米協会
私はミネソタ州にある日米協会へインターンシップに行きました。
最初に行なった仕事は協会へ寄付をしていただいた方々や会員からの会費を管理する会計業務、新規入会・更新時の手続き業務でした。そして感謝のお手紙を送ることも大切な業務の一つでした。会員のサポートのおかげで、協会の日米の人々の相互理解を促進するという活動が可能になるので、心をこめて書きました。どんな業務でも人を相手にしている仕事なので、相手に対する感謝の気持ちの大切さを実感しました。
また月刊誌「通信」編集・翻訳も担当しました。大学で翻訳クラスを受講していましたが、公式な文章を翻訳することが初めてでしたし、多くの方々が記事の向こう側にいます。言葉選びにとても悩みましたが、字数の限られた中で読者に楽しんでもらえるように翻訳することについて、深く考えることができました。
そして、今回は企業へ行って職業体験するのと違ってオフィスメンバーの大半がインターンシップ生という状況でしたので、自ら動く姿勢や、責任感、そしてチームで協力しながら働くことの大切さを、身をもって経験することができました。与えられた仕事を正確にこなしていくことはもちろん大切ですが、仕事は与えられるばかりではなく、自ら作り出すことができるということを学びました。
毎日とても刺激的でたくさん勉強することが出来ました。1ヶ月間大変貴重な経験をさせていただいたことに心から感謝しています。
S.O.さん(人間科学部心理・行動科学科)
インターンシップ先:ホテルオークラ神戸
8月24日〜9月11日までの3週間、私はホテルオークラ神戸の夏期インターンシップに参加しました。ベル・客室・レストランの3つのセクションを体験させていただきました。
スタッフの一員として働き、ホテル業務を内部から体験した事は私自身にとって非常に新鮮なものでした。ホテルには様々な部署があり、そこで働いているひとりひとりがホテルの機能を支えていることを改めて感じました。私は参加する前まで、表に立ち実際にお客様と接客をしてこそホテリエであると思っていました。しかし、客室係やレストランでの裏方を体験することにより、陰で支えている仕事の重要さを理解することができました。