お知らせ
第五回リベラルアーツ・カフェ(公開講座)を開催しました。
2月4日土曜日、本学音楽学部音楽学科の教授で、テノール歌手でもある松本薫平先生を講師にお迎えし、「音楽の楽しみ方」というテーマで、第五回リベラルアーツ・カフェを開催しました。
松本先生によると、音楽には「聴いて楽しむ」、「観て楽しむ」、「演じて楽しむ」という楽しみ方があり、今回は、そうした音楽の多様な楽しみ方を体験することができました。まずは、日ごろ私たちがテレビなどで耳にしている音楽のなかにクラシックの名曲が多くあることを紹介していただき、さらに、そうしたクラシックについてのちょっとした知識があると、映画の観方も変わってくることを教えていただきました。
後半は、音楽を「演じる楽しさ」を味わうために、松本先生の指導と、本学音楽学部音楽学科の崎谷明弘先生のピアノ伴奏で、参加者みなで「早春賦」を歌いました。また、音楽を「生(まな)で楽しむ」ということで、松本先生の独唱4曲(レオンカヴァッロ「朝の歌」、デ・クルティス「忘れな草」、カルディッロ「カタリ・カタリ」、ディ・カプア「オー・ソーレ・ミーオ」)、そして、崎谷先生のピアノ演奏(リスト「ラ・カンパネッラ」)も聴かせていただきました。
最後には、松本先生の独唱に、参加者の合唱を合わせることで、プッチーニのオペラ「トゥーランドット」の「誰も寝てはならぬ」を共演しました。生(なま)で本格オペラを堪能できた充実の二時間で、参加されたみなさんも大満足でした。
〈次回リベラルアーツ・カフェのご案内〉
第六回『「常識」を疑ってみませんか?』講師:矢野円郁(認知心理学)
2023年3月11日(土)14:00-16:00
詳細は《こちら》