2020.03.05
「3月上旬に予定していた専門商社の1次選考が中止になりました。3月1日に向けて、ナビサイト上ではカウントダウンが行われているのに、合同説明会も中止となり、一体どうしたらいいのか分かりません・・・。」 2月の『企業研究セミナー』の最中、連日熱心に参加していた学生から、このような報告と相談を受けました。
今年は経団連に代わり政府が就活ルールを主導する形で3月1日に採用広報が解禁され、2021卒生の就職活動が本格スタートしました。しかし、新型コロナウィルス感染拡大の影響で、リクルートキャリア、マイナビ、ディスコといった大手就職情報会社が相次ぎ合同説明会の中止を発表。中堅の学情は東京と大阪での開催に踏み切りましたが、受付にサーモグラフィ-を設置し発熱の有無を確認するなどの対応に迫られたそうです。
異例の事態で学生にも企業にも戸惑いが広がるなか、代わって注目されるのが、ウェブサイト上での合同説明会です。マイナビは1日、東京や大阪など全国4会場にスタジオを設置し、「マイナビ就職 WEB EXPO」を開催。昨年比で、参加企業数は約1.9倍の256社に、学生の予約数は約2.5倍の6万5千人に達しました。
学生の安全を考慮し、3月3日(火)から本学キャリアセンターに於いても、一部予約制の面談や講座を除き、事務室や資料室の使用を制限しています。企業の採用意欲は基本的に旺盛なので、学生は必要以上に取り乱すことなく、企業の情報収集に努めてほしいと思います。