2020.06.10
2022年卒生(3年生)を対象にしたキャリアセンター主催『キャリアサポートプログラム(就活支援講座)』が、4月15日(水)スタートしました。
新型コロナウイルス感染症拡大の影響を受け、前期授業はすべて遠隔授業となり、学生の登校も禁止となっています。そのため、前期に開催を予定していたキャリアサポートプログラムは、基本すべて事前収録による動画配信へと形態変更し、学生に提供しています。
思い起こせば、昨年の第1回『就職ガイダンス』には460名もの学生が参加し、会場は熱気で包まれていました。この数カ月の間に世界で起こった変化の大きさとその影響力に、我々キャリアセンター職員も驚き、困惑しながら、有効な学生支援の形を日々模索しています。
夏休み期間中での参加が主となる『学内募集インターンシップ』についても、今年度の募集及び派遣を行うべきか、非常に頭を悩ませました。就職活動におけるインターンシップの重要度は年々増しており、参加者には初期選考が免除されるなどの優遇措置が取られるケースが増えているため、完全に門戸を閉ざしてしまうことには戸惑いがありました。幸い、その後、感染者数は減少傾向となり、緊急事態宣言も解除される見通しとなったため、例年より一カ月ほど遅れて募集を開始することになりました。就職活動真っ只中の2021年卒生(4年生)の中には、「インターン枠」で内定を獲得した学生もいます。内定先の化粧品会社が新型コロナウイルスの影響により、その後全ての採用活動を中止したことを考えると、先行きが不透明な状況下では、早期に企業と接点をもつことが極めて重要であることが分かります。今年度急遽開設したオンライン面談も活用しながら、波乱が予想される2022年卒採用に向けて今からしっかりと準備を進めていただきたいと思います。